カリスマ転職代理人・海老沢康生に「もし、自分が起業して新しい事業を始めようと思ったら、景気の良い時、悪い時どちらを選ぶ?」と質問された井野真々子は、「景気が良い時」と答える。
しかし、海老沢は「みんな、そう考えて失敗する」と言い、次のような持論を展開する。
(1)周りが成功していると、自分だけ乗り遅れまいと、みんな焦って走り出す。
(2)初めはそこそこ上手くいく。
(3)しかし、焦って立ち上げているため、ビジネスモデルの詰めが甘く、組織力も弱く退職者が増える。
(4)そこで、企業組織を強化しようとしても、好景気では人材が確保できない。
(5)好景気だと国も支援に熱心ではない。
(6)資金も民間からなんとか借りなくてはならないし、金利も高い。
(7)結局、疲弊・撤退・倒産。結果的に失敗に終わるパターンが多い。
(8)だから、思い切って逆の発想をする必要もある。逆の発想なくしてビジネスは成功しえない。
(9)大きな成功を得るためには、世の中の人と逆の発想をしなくてはならない。
(10)分かりやすく言えば、全員が右を向いた時は左を向けということ。
(11)ここぞという時、思い切って逆の方向を向ける人間が最終的に勝利を手に入れる。
(12)良い転職代理人とは、顧客の意表を突ける人。相手の意見を無視して大胆な意見ができる人。
【管理人の感想】
海老沢ワールド満載の「右むけ左」理論ですね。
結局、人と違うことをするには勇気や度胸がいります。
大きな成功を手に入れた人は、そうじゃない人よりもちょっとだけ勇気や度胸があったんでしょうね。
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